2011年4月29日金曜日

Japan is an alternate world.

 日本はまるでパラレルワールドだ。 新聞・TVなどの主要メディア vs Twitterなどのネットメディア、そして私の日常世界、それらはだんだんかみ合わなくなる。ときどき私は自分がパラレルワールドに迷い込んだような気になる。まるでH.G.ウェルズの小説「世界最終戦争の夢」のようだ。そして、これらは全て3.11の災害から始まった。

 震災のあと、私がまず始めに危惧したのは福島原子力発電所の事故だった。チェルノブイリクラスの大災害が起こるのかどうか、それが知りたくてTVやネットを調べたが、なかなか役に立ちそうな情報は得られなかった。ようやく事態が解ってきたのは、TwitterやYouTubeによるのだが、それも非常に時間がかかった。全体の状況についてイメージできたのは、震災から一週間以上たってからだった。

 役に立つ情報が伝わらず、事態の全容がつかめない理由は、政府の情報隠ぺい(というつもりかどうかも理解できないが)、そして大手マスコミのサボタージュ(もしくは積極的な邪魔)、御用学者達の限りなくデマに近いようなコメントが溢れているからだ。そして現在にいたっては、TVなどの主要メディアはこれらの事について語る事すら止めてしまったようだ。

 私自身はTwitterや、「小出裕章」氏のように御用学者でない人の見解を聞く事で、いちおう自分なりの現状把握はある。そして政府や主要メディアについては話半分ぐらいのつもりで聞いていた。(彼らに対する文句は言いだせばきりがないが、それは置いとくとして・・・)

 だがそれでも、外国メディア参加がゼロとなった「保安院・東電の定例会見」といった記事が出るにいたり、もはや話半分どころではなく、まったく政府・マスコミと、一般人の情報レベルがかみ合わなくなってしまった。日本ではリアル現実がついに、想像すら超えたシュールでブラックジョークになったのだろう。(当然だが、海外では福島問題はかなり大きなテーマで関心も高い。放射能垂れ流しや風で地球一周して増加する放射線量・・・etc)

 ここに至ると私も、ときどきまるでパラレルワールドに迷い込んだかのような錯覚を感じる。そして最近はだんだん、もう日本語の情報は見る意味がないのではないか? とさえ思うようになった。客観的な情報が欲しければネットで海外記事をみるしかない。私自身は語学苦手なので面倒なのだが、現状ではいたしかたないのだろう。

 だがはたして、日本の政府・マスコミ・官僚・御用学者・財界・検察・・・etcはそもそも現実を理解しているのだろうか? 情報隠ぺいするにも、まずは現実を理解してなければいけない。ここに至っては、もはや彼らも何が本当か解ってないのではないかな? これからは彼らのバーチャルな悪夢が、逆に我々の現実に浸食してくるのだろうか?

 3.11前には戻れない。戻ってもいけない。虚構はどれほど精緻なものであっても、所詮は虚構でしかない。そろそろ本当の話をしないか? 

<参考>
・外人は来ない保安院・東電の会見 http://takedanet.com/2011/04/post_3a50.html

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