2011年5月6日金曜日

ネット選挙と政治家の評価

 いちおう忙しくても選挙には行く。支持がなければ白紙でもいいというつもりで行く事にしている。だがそんな私でも、この前に統一地方選挙は本当に困った。主要政党で支持するものがなく、かといって個別候補者についてはよく知らないし、解らない。しかも最近は無所属で立候補して、あとから政党に吸収されるような、サブマリン候補みたいなのも多いので、ますます解らない。ネットで少し調べようとしたが、疲れてあきらめた。

 なるほど、まじめに選挙するというのは非常にめんどうだ。だがそもそも「どうして私はこんなに面倒をかけさせられるのか?」という疑問がわいてきた。そこで、今回はこんなんだったらいいなという「選挙」について少し考えをまとめてみる事にした。
(注:始めに宣言するが、私は細かい選挙制度などは知らないしあまり調べた事もない。だから現状についてというより、「こうあるべき」「だったらいいな」の視点で記載している)


 何故、選挙する時に候補者選びに困るのか?

 まずはこのシンプルな問いから始める。ちなみに答えも単純で「候補者の事がよくわからない」からだ。そして日本では「ネットによる選挙活動」は基本的に認められてない為に、候補者の事をしるのはとても難しい。その逆に候補者が自分の事を伝えるのも、同じように難しいのだと思う。

 例えばこの前の地方選挙で、少しだけでも候補者について調べようとおもってNETで検索したが、あんまりたいした情報はでない。あっても参考にできそうな情報がない。
候補者の党が書いた情報は、自画自賛だからみてもしょうがない。知りたいのは「その人の客観的な経歴や、思想・理念、どんな公約を支持しているのか?」などだが、そういった情報はない。 

 じゃあどうやって、候補者の考え方を知ればいいのか? ここは逆にみなさんどうやっているのかと聞きたい部分だ。
  1. どぶ板選挙みたく、あっちこっちを回っている所で演説を聞くのか?
  2. 講演会的なものを聞くのか?
  3. 口コミで情報を集めるのか?
  4. 支持政党だったり、バックの後援会の情報を得るのか?
 他にもあるのかもしれないが、正直私ならば上記全てはNOだ。
  • 1)を聞くほど暇じゃない。それに立ち話の演説にそんなに中身なんかないだろう。
  • 2)そんな暇はない。
  • 3)暇もコネもないし、精度の高い情報が集まる見こみなし。
  • 4)自画自賛の話を聞く気はしない。
 私的には、細かい説明はいいから、むしろ文書にて「プロフィール」「マニフェスト」「実績」といったものを書いて公開さえしてくれればいい。そしてそれらの情報が客観的にみて妥当そうならば、評価に値するし、うさんくさそうなら駄目だなと思うし・・・としてくれる方がいい。なお公開質問的なものができて、回答なども得られれば、まずはいいだろう。


 逆にいえば、いつも選挙時にやっている以下のような行動は無駄だし、そもそもいらない。
  • 街宣車?宣伝カー?でうるさく騒ぐ事
  • 街頭での演説
  • 街頭で名前を叫ぶ
  • 良く知らないが、おそらくもっと地道な何かをしている?(いずれにしろ無用)
 よく聞く「選挙に金がかかる」というフレーズはおそらくここから来るのだろう。後は葬式の際に花輪をだしたり、祝電うったり、もろもろとあるのかもしれない。だが私的にいえば、それは全部無駄だろうと思う。それならば、むしろ「ネット選挙」を認めて広く情報を公開して欲しい。


 この前の統一地方選挙は、3.11の直後であり、まともな選挙にならないとは思っていた。だが同時に、現在のエネルギー行政の問題など、色々な問題が明確になりかけた時期だったので、重要だとも思った。

 私的には「今後のエネルギー行政を見直す気があるのか?」「原発を推進するのか/廃止するのか?」といった観点で選びたい選挙だったのだが、それについての特に情報が無かった。まあ現状では共産党以外はほとんど現状どおり?のようだから、問うべきような時期にはまだなってなかったのかもしれない。でも今後はそうあって欲しいと思う。


 このブログを立ち上げて書いてきたのは原発の話ばっかりだったが、本来は別に原子力専用のブログでもない。だが現状で一番関心が高いし問題意識をもっているので自然と原発の話ばっかりになった。Twitterを見たりコメントしたりしてたが、同時に色々と問題だとも思うようになってきた。

 ネットを使っていてTwitterも行うような人は、だいたいにおいて原発反対かもしくは減らすべきという意見が大半だと思う。311事故の後ならば、電力会社の社員でも本当は怖いから止めたいという人は多いのじゃないかと思う。ある程度情報を入手して、まともな知識があれば、わざわざ命がけで原子力を使いたいとは普通思わないだろう。それに使う理由(経済的根拠など)は実際にはほとんどないといっていいものだ。

 だがネットでそれだけ声が上がっても、政治やマスコミにはなかなか反映されない。そしてこの前の選挙でも、それほど争点にはならなかった。(明確に争点として挙げる支持者が少なかったのだと思う) もし現状の選挙制度のままなら、次回も同様にお茶を濁した選挙になるかもしれない。何故ならば政府もマスコミ+αの現状維持派は、この問題で議論を避けているからだ。


 ちなみに、この前に「原子力のこれまでとこれからを問う(PART2)」を見た。河野氏いわく、自民の例でいえば、原子力について正しい知識をもっている政治家はほとんどいなくて、ダム工事と同じレベルぐらいの意識しかないらしい。この件だけではないが、ときどきニュース耳にして政治家の資質問題と思われるようなものもある。

 本来ならば一応国民の代表なのだから、それなりの知識やコンプライアンスもあって欲しいところだが、なかにはあきらかに「おまえ頭悪いだろう」とか、「そもそもやる気ないだろう」といった議員はあんがい多そうだ。政治の世界はくわしく知らないが、現状見てると馬鹿でもつとまってしまうのかもしれない。

 どうすればちょっとでも改善できるのかと考えてみたが、どうも難しそうだ。思いついたものを挙げてみると、例えば立候補者や現役政治家に次のような事を義務付けてはどうか・・・。

1)定期的な知能テストを義務付ける
 何をもってまともな知能とするのかは難しいが、今の世の中ならば最低はITリテラシー欲しい。客観的な評価ならば語学力とかはいいかもしれない。

2)プロフィールをちゃんと作る
 隠れ無所属も多いし、政党内でもかなり意見がわかれるので、やっぱり個人単位で理念や政策をつくって欲しい。

3)個人単位で活動報告書的なものを作る
 こういうのがないとダメなのでは? 実はゴルフしているだけですとか、地元でダラダラしてましたとか・・・本来は公人だから、活動報告も出すべきなのだろう。
 
 まあどれも難しそうだけど、とりあえず「ネット選挙」ができるようになって、各自最低これだけの情報は出せというようになれば、もう少し解りやすくなるかもしれない。そもそもドブ板選挙というのはもうだめだろう。日本の政治は地元に利益誘導するのが最優先だが、それだけでは世の中うまくいかないという事だけは、現在既に証明されたのだから。


<参考>
・ネット選挙のメリット・デメリット - NAVER まとめ
 http://matome.naver.jp/odai/2125731330340563944

・原子力のこれまでとこれからを問う(PART2):河野太郎氏(衆院議員)、武田徹氏(ジャーナリスト)

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