2011年5月21日土曜日

最後のオチはアメリカへ

 「内田樹の研究室」を見ていて、なるほど、とようやく頭の中で繋がったような気がしたので少し記載します。

 私自身、福島原発事故と原発推進について事態と対処方法がなかなか良い方向へ進まないのが気になっていました。事態がよくならないのはともかく、対処方法や今後の方向性を見ていると、正直そっちの方が頭が痛くて、「そもそも日本人に国家主権を維持する能力も資格もないのではないか?」とすら考えるようになりました。それゆえに、日本の政治を国内から動かすのは難しく、手段を選ばずに事態を動かそうと思うならば、アメリカを動かすしかないのではないかと考えていました。

 この事を強く感じるきっかけは「浜岡原発停止の裏でアメリカの要請があったという件」「福島で汚染水を海へ流したのはアメリカの指示だった」の2つの件です。2つとも政府は正式には認めないでしょうが、概ねありそうな事で、そう考えれば全部繋がります。こういった経緯もあったので、もはや日本国内でどうこうするよりは、世界、特にアメリカを動かすべきような世論が起こすような方法はないのだろうかと考えていました。例えば・・・
  • オバマに嘆願書出す(オバマダメなら共和党にネガティブキャンペーン張ってもらうとか)
  • マイケル・ムーアにメールして、日本の現状を映画にしてもらう(十分ネタになるだろう)
 といった事も考えないといけないのかなとか考えてました。(多分ここ笑うところ) 

 そこでちょうど「脱原発の理路」を読んだのですが、今後のアメリカの動きを考えれば・・・ 基本的には反原発~日本で廃炉ビジネス推進という流れになるのではないかという事でした。私も読んでみて「ああ、なるほど」と思ったのですが、これは確かに一番うまくまとまりそうなシナリオです。これならば、結果として日本も少しはいい方向へいけるかもと期待ができます。

 本来であれば「アメリカの属国になって!!」と怒るところかもしれませんが、正直いまの状況(政府・官僚・財界・マスコミ・・・)ならばアメリカの属国の方がましだと思います。(私は本当はあんまりアメリカ好きじゃないし、支持もしないのだけど)

 「ローマが滅びたのは,その前にローマ人が死に絶えたからだ」と塩野七海は書いたそうだ。ずっとこの言葉が私の頭にひっかっている。私自身も「既に日本人は死に絶えた」のではないかと思う。もうこの「日本国」という土地も国家にもあまり意味はないのかもしれない。そろそろこの国に住む人達も、本格的に世界へ出てゆく時がきたのかもしれない。

<参考>
・脱原発の理路 /内田樹の研究室

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