2011年7月22日金曜日

脱メディアのすすめ

 ようやく地デジへの完全移行があと2日となった。ちなみに私は地デジ対応をしていない。チューナー買えばいいのだろうが、あえて対応しないで、しばらくはTV無しの生活もいいかなと思っている。それに3.11以降は特にTVや主要新聞などの従来の主要メディアの問題点ばかりが目立つようになり、色々と考えなおす点が多かったからだ。

 私は元々新聞を取っていない、取ろうと考えたこともほとんどない。理由は新聞を読む時間があまり取れないことが第一で、読むとすれば電車通勤時間ぐらいだが、新聞は無駄にでかくて広げると邪魔になる。だから、ずっと新聞もA4サイズになればよいと思っていたが、こういったところが新聞社の営業努力の無さだと思うが改善された為しはない。ちなみに最近はスマートフォンのニュースリーダーで見たい記事を探してみるので、まったく新聞は不要となった。

 なおTVについては、もともとあまりTVを見なくて、見たい時には録画してあとから再生してCMを早送りしながら見ている。最近は動画でも色々と見えるようになったので、これもあまりTVの必然性を感じない。家にいるときにつけていることも多いが、これはむしろラジオの代わりにつけている程度のもので、実際に見たい番組は少ない。なお見たくない番組、というか見ているとイライラする番組はおおいので、むしろあまりみない。

 だからネットがあれば、既存の主要メディアはあまり必要性を感じないというのが正直なところだ。また主要メディアの問題点が最近ではあまりにも、酷かった、だからもっと積極的にみんなが「脱メディア」をするべきではないかと、考えるようになった。


 「脱メディア」を強く思うきっかけは、やはり3.11に始まる福島原発事故についてだ。本来は政治をチェックし、市民に正しい情報を伝えて欲しいはずのメディアだが、彼らは明確な意思をもって、むしろ正しい情報を伝えなかった。

 例えば記事『理解されない福島の怒り 誰も伝えない被災地の「マスコミ不信』では、南相馬市には5月前後に主要マスコミからのファックスによる取材申し込みが多かったそうである。何故ファックスかというと、マスコミ各社の社内規定にて原発から50キロ圏内は立入禁止となっているからであり、南相馬市は30キロ圏外だが50キロ以内になる為に、直接取材で入れないということだった。つまり、まったく矛盾している話だが、マスコミ社内で立入禁止に指定されているはずなのに、マスコミは安全だと報道し続けた。

 また反原発のデモについては主要メディアでは報道が少ないし、放射能汚染についてもようやく少しずつ控え目にだが報じられるようになったにすぎない。福島事故についてのある程度まともと思われる情報が手に入るのは、ほとんどがフリージャーナリストか、個人で調査をしたような有志による活動のおかげである。

 そして今なお続く放射能汚染の問題について、マスコミはまだ正しい議論をするのを妨げているように感じる。政府の発言を遅れて伝えるのがマスコミの実情であり、また海外の報道も曲解して伝えたり、ニュアンスをゆがめているのではないかと疑問を感じる事も多い。

 解りやすい例は「汚染牛」の問題だが、当然汚染は牛にかぎった話ではない。他の食材についても汚染されているはずである。だが、あたかも汚染は牛だけであるかのような錯覚と、他は安全であるかのような誤解をしかねない記事が多数だ。

 結局のところ、主要メディアで伝えている記事と言うのは、政府や財界などの発信情報を「左から右へ垂れ流す」だけか、スポンサーの気に入る記事を書くかていどで、実際に役立つ情報はほとんど得られない。逆にローカル紙は比較的健全な報道をしているようだ。問題が大きいのは全国紙のような、大スポンサーが付いているメディアだろう。

 しかしそれでも私は、やはりマスコミにはしっかりして欲しいと願っている。こういった大問題があった場合に、正しく議論をするには、やはり正しい報道や情報が不可欠である。ゆえに、このブログを読んだ人には、次の提案を行いたい。

<提案>
  • 全国紙の新聞を読まない
  • 全国ネットのTVをみない
  • 記事はネットを使って複数の情報ソースを取る事
 ちなみに私的には、Twitterとか口コミの方が稀に誤報はあってもトータルとしてみれば役立つ情報が得られる。上記提案はこうやってまずは、主要メディアの内容を市民が厳しい目でチェックをするようにし、そして妥当なメディアへと少しずつでも変わって欲しいのを願う為である。


<参考>
・理解されない福島の怒り 誰も伝えない被災地の「マスコミ不信」 JBpress(日本ビジネスプレス)

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