2014年12月28日日曜日

正月休み向けのマニアック映画ベスト10

「唐突だけど、これからここに私がお勧めする好きな映画のベストテンを上げる事にした」

 なんでこんな事をしようかと思ったかというと、こういった連休前にはお勧め映画ベストテン的なものを多く見かけるが、そういったものに納得した試しがないからだ。どう納得しないかというと、それらはなんか映画業界がこうあって欲しい、またはあるべきだと思っているベストテンだったり、あるいはいかにも万人受けしそうな無難な映画や解りやすい映画を選びすぎているきらいがあり、まあ要するに「それって大人の事情で選んだベストテンでしょ」みたいな感じがして嫌なのだ。

 なので、ここでは私が独断と偏見に満ちた視点より全ジャンルの映画から10個を選ぶ事にした。ややマニアックかもしれないが、それ故に「見た人が面白いとおもうかどうかは解らないが、一度は見る意義があるだろう」というような、それぞれの意義やインパクトによって選ぶ事にする。また、ほとんどの人が見ているだろうと思われるようなメジャーすぎる映画はあえて除外した。

<ベスト10:年代順で優先度とかはない>
・「華氏451」1966年、監督:フランソワ・トリュフォー、SF映画
 レイ・ブラッドベリ原作のSF映画。本を読む事が禁じられた超管理者会をテーマにしたもの。古いSFなので映像技術などは現在と比べられないが、見てると不思議に引き込まれる。逆にCGなくてもこれだけ面白いSF創れるという意味で一回は見て欲しい映画。

・「ドリトル先生不思議な旅」1967年、主演:レックス・ハリソン、ミュージカル・コメディ映画
 動物の言葉を理解できる医者(ドリトル先生)をテーマにしたコメディ。とりあげた理由は、コメディなのだけども、とても上品で優雅でクールなんですね。こんなクールなコメディが日本でも創れたらいいのにとおもうけど、永久に無理かもしれないな。長い、けど面白い。ああ、こういう笑いもあるのだという意味で押し。

・「モンティ・パイソン・アンド・ナウ」1971年、コメディ映画
 有名なイギリスコメディのシリーズ。全部が全部支持できないのだが、不思議ともう一度みたくなる。個人的にはテレビ版の方がすきだけど、映画版として一つあげておく。私が好きだったのは「第127回 上流階級アホ決定戦 」で、これだけでももう一回見たい。

・「エル・トポ」1971年、監督:アレハンドロ・ホドロフスキー、ジャンル説明不可
 カルトムービーとしては超有名。グロ注意なので、苦手な人は無理かもしれない。だがここに挙げたのはグロいからではなく、この映画はそれだけでは説明できない、何か哲学的というか深淵さというものがあって、ゆえに見て欲しいという気がする。ただし前もって言っておくと、強烈すぎて1回見ただけでは何がなんだか解らない。私も二回みて、ようやく中身を落ち着いて理解できたような映画です。

・「ストーカー」1979年、監督:アンドレイ・タルコフスキー、あえて言えばSF映画
 映像美で有名なタルコフスキー監督、他にも色々あるけどこの人の作品は物語として理解しにくい。だがこの話は好きです。でも一般にはあんまり理解しやすくもないと思うので、あんまり細かいストーリーとか考えずに無心で見てもらえれば良いと思います。

・「ウォリアーズ」1979年、監督:ウォルター・ヒル、バイオレンス映画
 この映画は独特で子どもの時に一回みて頭に焼き付いた。大人になってから見直したが、やっぱり面白い。古い作品だが、まったく時代を感じさせない、バイオレンスなのにどことなく美しさすら感じるという、これぞ名画の魔力。

・「ガンダーラ」1987年、監督:ルネ・ラルー、アニメ、SF映画
 ルネ・ラルーは独特のデザインで有名なフランス映画監督。この映像は強烈。グロいというのとも違うが、従来の常識を打ち破るような凄さ。個人的には最も凄かったのは「ファンタスティック・プラネット」の方だけど、「ガンダーラ」の方が一般には理解しやすいとおもってこっちを挙げました。アート系に興味のある人は、ぜひとも一度は見ておいて欲しい。 

・「JM」1995年、主演:キアヌ・リーブス、SFサイバーパンク映画
 これはSFアクション映画の傑作。ストーリーも映像も文句なし。娯楽映画としても十分に楽しめるので、見た事無い人にはお勧め。

・「イノセンス」 (INNOCENCE) 攻殻機動隊 2004年、アニメ、監督:押井守
 これは全体的に結構暗い雰囲気の映画なのだけども、不思議に魅入られるようになんども繰り返しみた映画。なかでもセリフが良くて、名言となるようなセリフや引用が多く含まれている。

 上記まで、あえてマニアックっぽい(あんまりメジャーじゃないかもしれない)映画を10個あげてみました。それぞれ、かなりインパクトの強い映画なので、年末年始のTVがつまらないときに見てみることをお勧めします。ただし難点は、マニアックっぽいので近所のTUTAYAには半分も置いてないかもしれません。

 以上、あえてマニアックな映画紹介でした。

<余談:メジャー映画のお勧め>
 元気がでるようなコメディならば、これがお勧め。 
・「パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー」1998年、主演:ロビン・ウィリアムス  
・「クロコダイル・ダンディー」1986年、主演:ポール・ホーガン

 王道としての娯楽映画、イーストウッドファンならばこれがお勧め。
・「ペイルライダー」1985年、主演:クリント・イーストウッド
・「ハートブレイク・リッジ」1986年、主演:クリント・イーストウッド

 社会派として見るならば、最近のアメリカでの黒人少年射殺事件を背景にしても、この映画を見ても良いかも。ジーンハックマン好きだけど、なかでもこれがお勧め。
「ミシシッピー・バーニング」1988年、主演:ジーン・ハックマン

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